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暖かく快適な住まい普及の為の奮闘記


by ms-matu

今後の更新について

今後の更新についてはhttp://www.ms-matsunaga.jp/boyaki/にて行いますので引き続きご愛顧よろしくお願いします。

㈱マツナガHP
# by ms-matu | 2014-12-11 07:36
先週の28日に研究会の現場見学会を開催しました。
今回はコンクスハウジングさんのパッシブ換気を採用したモデルハウスを含めたモデルハウスを2棟見学させて頂き、その後熊井戸社長による「提案型モデルハウス&ショールームとは?」というテーマで講演いただきました。
パッシブ技術研究会11月勉強会_d0092413_08552395.jpg
一番家にいる女性を中心にした女性目線での提案がテーマで、様々な気付きがあった勉強会になりました。モデルハウスで実践された提案を見てからセミナーで話を聞くことで、 いかに提案が大切かを感じることが出来ました。
パッシブ換気もバッチリ働いていて、建物全体が温まることによる快適感も感じられ、逆に建物全体が温まると20℃ちょっとの温度では少し暑く感じるくらいです。
ソーラーウォーマーも元気よく動いていて天気のいい日は暖房いらずとの事です(^O^)/

ご興味の有る方は是非コンクスハウジングさんのモデルハウスを訪れては如何でしょうか?いつでもご覧になれます。

勉強会の後は忘年会を兼ねた懇親会で盛り上がり活発な意見交換が出来ました。


㈱マツナガHP
# by ms-matu | 2014-12-01 08:58 | パッシブ技術研究会
先日の北欧出張の際に得た北欧の事情の一つとして下記の情報を得ましたのでご案内します。
国によって色々差はありますが、スウェーデンにおける温暖化防止の為の取り組みです。

大きな流れとしては世界的に同じですので日本でも参考になりますね。

Miljöcertifiering ( Sweden Green Building Council )
スウェーデングリーンビル会議

1. 現在は250件/年程度の認定だが、5年後には2000件/年になる見込み
2. 将来この認定の無い貸しオフィスなどの建造物の売買は国際的にも不可能になる。
3. 認定にかかる費用よりも 認定を受けることによっての建造物の価値上昇の方がが大きい。
4. 現状では新築建造物が認証対象だが将来的には既存建造物も手掛ける。
5. 技術の進歩で認証基準は毎年更新される。
6. 第3者専門会社が認定に関与していて建造物のデザイン、換気システム、暖房 システムそして電機システム等の詳細も検査するため建造物の全般的かつ総合的 な 判断がなされる。
7. Swedeb Green Building Councilは2009年にスウェーデンの企業や同業者組合 13社で発足した。
8. これらの活動は単一建造物に認定だけではなく都市開発、地区開発などの分 野でも エネルギー伝達システム、公共広場、騒音そして公共交通手段などをも 考慮 した地域認定に発展している。
9. スウェーデンでは第3の都市( MALMÖ)マルム市のマストヒュ-セン (Masthusen)が英国 Building Research Establishment(BRE)によって2014年春に 環境地区認定を受けており第1例である。
10. 地方公共団体、市町村などの希望を考慮して1015年度末からSwedeb Green Building Councilでも地域認定を開始する予定。
11. Swedeb Green Building Councilでは認証対象の物件に合わせて種々の認証 を行っている。
12. EUとしてはEU Green Building Councilが存在してエネルギー使用、建材そ して室内環境を中心に認定が行われる。
13. 国際的には Breeam & Leedがエネルギー、建材、室内環境、水、建設に伴う ごみ、ビル管理、インフラ、通信そしてエコロジーとしての現地ごみ処理などを観点に認証が行われて いる。

環境に配慮したプロジェクトの例
1.Tele2 Arenaストックホルム郊外に出来たサッカー競技場で自然環境に配慮 した建材とその耐久性で金賞認定された。
http://www.google.co.jp/search?q=Tele2+Arena&newwindow=1&client=firefox-a&hs=veI&rls=org.mozilla:sv-SE:official&channel=sb&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=Aig5VPH-BeWhyAOZ4oHAAw&ved=0CEcQsAQ&biw=1334&bih=829&gws_rd=ssl

2.NationalMuseum、1866年建造のストックホルム王宮前にある国立美術館で Swedeb Green Building Councilの創始メンバーであるスウェーデンの大手建設 会社Skanska(スカンスカ)が2014年8月着工、総工費70億クローナ、時価143億 円で2017年夏の完成を目指す。
http://www.nationalmuseum.se/sv/Om-Nationalmuseum/

3.スウェーデンの第2都市Göteborg(ゴーテンブルグ)では駐車場の無いマン ション100件をシャルマーゴーテンブルグ大学、ヨハネスブ ルグサイエンスパー クそしてゴーテンブルグエネルギーが共同プロジェクトとして駐車場の代わりに 公園や集会所を完備、電気自動車と自転車のシェア プールも完備2016年春の完 成を目視する。
http://www.riksbyggen.se/Ny-Bostad/Aktuella-projekt/Vastra-gotaland/viva/Om-Projektet/

4.スウェーデンの第3都市マルム郊外のAlnarp(アルナープ)農業大学はプラン ト研究の為に35の独立した環境調整可能なラボを持ってい る。施設の老朽化に 伴って今回2016年の完成を目指して延べ床面積1100㎡の温度、湿度、光そして換 気率を独立制御可能な最新式のラボに立て 直す。このBioTour(バイオタワー) と命名されたラボではラボ内の冷房で発生する熱源を異なったラボの暖房に再利 用する。
http://www.slu.se/en/faculties/ltv/about-the-faculty/odlingsenheten1/biotron/

㈱マツナガHP
# by ms-matu | 2014-11-05 11:35 | 家づくり情報
全16箇所の巡業も9月末で11箇所終わり残り5箇所残すところとなりました。
今回は自分自身にとっても勉強になるいい機会を頂きました。
一人で4時間話すという経験がなかったので、やってみて結構ヘビーなんだなと初めて気づきました。
なので3連チャンは結構きつくて終わるとヘロヘロになっています^^;

来年から完全施行される平成25年基準のベースは、この自立循環型住宅にあります。
どちらも住宅で使用されるエネルギー全ての評価を行います。
住宅で使用されているエネルギーというと難しそうに聞こえますが、暖房・冷房・換気・給湯・照明の5つ(評価はしませんが家電もあります)しかありません。これに創エネ(発電)を組み合わせて評価します。この使用エネルギー^と創エネを足し引きして0になれば0エネルギーなのです。
東北自立循環型住宅設計講習_d0092413_18564765.jpg
なのでなんと家の燃費計算も出来てしまうのです。
設備による省エネでもエネルギー使用量は減らせますが、勉強すればするほど建築的手法が大切なことがよくわかります。また建築的手法は設備と違い最初にやれば壊れませんので一生効果を享受できます。

そういった点を是非工務店さんに取り組んでもらいたいと思い少しでも興味を持ってもらうように、そして折角講習を受けに来て頂いているので役に立てればと最後の11月11日の新潟まで頑張りたいと思います。

PS,ブログさぼり気味で少し時間立ってしまいました^^;

㈱マツナガHP
# by ms-matu | 2014-10-20 18:39 | プロフィール

9月勉強会

26年度第一回勉強会を9/18池袋明日館で行いました。(報告が遅くなりました^^;)
今回は立ち見が出るかと思わるくらい申し込みがあり、定員一杯での勉強会を開催出来ました。
パッシブ技術の関心の高さの現れでしょうか?
9月勉強会_d0092413_18373734.jpg

第一部は北海道大学の菊田先生による講演で、北海道で実績のあるパッシブ換気についての実態調査から効果と特徴・良さについての話から、再生可能エネルギーの活用として太陽熱給気の効果が大きいことや薪ストーブの測定でパッシブ換気の空気循環がきちっとされているといった研究についての解説がありました。
9月勉強会_d0092413_18364800.jpg
第二部では工務店さんにとって苦手な分野である「ローンの知識」について講義があり、家づくり以外の知識についても重要だと言う事を認識できたとても内容の高い勉強会になりました。



㈱マツナガHP
# by ms-matu | 2014-10-16 18:24 | パッシブ技術研究会